概要 †
- 指導設計、教育設計
- ものごとを効率よく教えるために、どのような準備をし、どのように教えて行けばよいか?を体系化したもの
- 行動の積み重ねが成果につながる点に着目
ADDIEモデル †
- Analyze
- 指導/教育の目的
- ゴールはどこ?
- 学び手はどんな人か?
- どれだけの予算や時間をかけられるのか?
- Design
- 分析結果を元に指導や教育の目標を明確に定める
- 目標を達成するための学習プロセスやカリキュラムの設計
- 何を学んだかを評価するための指標などの設計
- Develop
- インストラクションやトレーニングに用いる教材やツールの開発
- Implement
- Evaluate
- 研修によって当初の目的が達成されたかどうかを評価
- 達成できていない場合はカリキュラムや指導法を見直す
設計 †
大原則 †
- 部下は常に正しい
- すべてを「具体的な行動」に落とし込む
インストラクションの3分類 †
- 知識のインストラクション
- 技術のインストラクション
- 実践・継続のためのインストラクション
設計図作りのプロセス †
- インストラクションのゴールを設定
- できる人の行動を徹底的に分析
- 事前テストをつくる ... 学習者の現状分析
- インストラクションの範囲を決める
- 事後テストをつくる
指導 †
インストラクションの手順 †
- 指導に注目させる
- 指導の目標を伝える
- 必要な知識を思い出させる
- 新しいことを教える
- いろいろな表現で何度も教える
- 学習者に練習させる
- 練習の結果をフィードバックする
- 指導の結果をチェックする
- 反復練習を繰り返す
インストラクションのポイント †
- 意味のある行動をさせる
- 望ましい行動はすぐに強化する
- 考える時間を与える
- 理解を確認する声かけ ... 教えた内容について具体的な質問をして確認。「わかりましたか?」はNG。
- 指導や指示は具体的な表現で
- 精神論は使わない
実践・活用 †
- 「行動したかどうか」を評価する
- 評価のためのチェックシートを作成。項目は以下に該当する5つ。
- 必要なときに必ず活用して欲しい知識
- 何度も繰り返して習慣化して欲しい行動(技術)
- 望ましい行動はほめることで「強化」
- 「強化」は60秒以内が理想(最長2週間まで)
- インストラクションの計画を定期的に見直す
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