USB-シリアル変換ケーブル

I2C(Inter-Integrated Circuit)

  • フィリップス社で開発されたシリアル通信の規格
  • I2Cバスとは、SCL(シリアル・クロック)と、双方向のSDA(シリアル・データ)の2本の信号線(GNDは含まず)で通信する同期式のシリアル通信
  • バスには複数のスレーブを接続でき、マスタは個別に決められたスレーブのアドレスを指定して、スレーブを選択してからそのスレーブと通信する
  • ビットレートにより、標準モード、ファースト・モード、ハイスピード・モードがある

SPI(Serial Peripheral Interface)

  • モトローラ社が提唱したシリアル通信の規格
  • SPIバスとはSCK(シリアル・クロック)と単方向のSDI、SDOの3本の信号線(GNDは含まず)で通信する同期式のシリアル通信
  • バスには複数のスレーブを接続できるが、それらを特定するためにマスタはSS(スレーブ・セレクト)信号でスレーブを選択しなければならない
  • 信号線は増えるが、データのフォーマットや原理が単純なため高速で通信できる

UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)

  • 1対1のデータ通信を前提としている
  • 双方向通信が可能
  • 主にPC間やマイコン間のコンソール制御に利用されている
  • 最近のほとんどのマイコンにはUART機能が搭載されており、マイコン間のデータ交換や、変換ICを使用してRS232C規格の通信またはUSB規格の通信に変換し、パソコンやFA機器とデータのやり取りをすることが可能

RS-232C

  • RS232Cインタフェース(例えばパソコンのCOMポート)は、UARTの入出力信号をRS-232Cの定める電圧に変換するデバイスを経由して外部コネクタ(パソコンで言えばD-SUB9ピンコネクタ)に繋がる構成になっています。この変換器のことを俗に「RS-232Cドライバ」などと呼んでいますが、マキシムという会社のMAX232というデバイスが有名です。

RS-422

RS-485

  • RS-422をバス用にレベルアップさせた規格
  • 電気的にはRS-422とほとんど同じ平衡伝送
  • RS-232C/RS-422はポイント・ツゥ・ポイント(1:1)の伝送に適用されるのに対して、RS-485はバス方式のマルチドロップ(1:32)に適用される

LVDS

  • Low voltage differential signaling
  • 送信する値が「1」か「0」かにより、電流の流れる向きが変わり、受信回路側で ±350mV の電位差が生じる
  • 受信回路はこの電位差を検出することで送信された値が「0」なのか「1」なのかを判断する
  • 振幅が小さいので、高速・低消費電力の通信が可能である

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Last-modified: 2021-11-02 (火) 13:16:55 (898d)