ポイント †
人事とは? †
- 人事 = 制度 ではない
- 人事の目的・目標は、会社の業績を上げるために、社員一人一人の能力を最大限に向上・発揮させること
成果主義であること †
評価 †
- 評価の目的は、個人の業績を向上させることによって、会社の業績を上げること
- 目標達成率の高さだけで評価しない!
- 高いレベルの成果に挑戦して高い目標を設定する。たとえ目標に届かなかったとしても、そのことを高く評価することが肝要
- 人の評価には、成果を見ての評価(業績評価)と、今後の活躍を見通して行う評価(アセスメント)の2つがある
賞与 †
公平・公正 †
- 誰も彼も同じように横並びで評価するのが公平ではない
- 全社一律の評価は不可能。部署・支店で行う事業、求められる内容が異なるのだから。
各制度 †
MBO (Management by Objectives) †
- Objectivesは目標ではなく、勝ち方、作戦の意味
- 「戦って勝つための具体案を、自己管理で達成する」が本来の意味
- 多くの会社では上司と部下が目標について妥協点を見出し、それの達成度で評価をするという運用になってしまっているため、全社員が目標を達成しても会社は向上していない
- 派遣型など、普段の仕事ぶりを見て評価できない業態にはMBOは向いていない
- MBOの本来の運用の仕方
- 管理職が、経営者が描いた事業構想を事業戦略に落とし込んで、戦いに勝つ状況を構想する
- どのライバル会社・製品と戦ってどんな顧客を獲得すべきか、業績を高めるにはどうすべきかの方法を具体的にオープンにする
- オープンにした戦略・方法を前提に、業績向上のための具体案を目標として提示させる
コンピテンシー †
- コンピテンシー = 高い業績を上げている人の行動特性
- もう古い。止めた方が良い
等級制度 †
- ポイント制で、ポイントが貯まると上に上がれるというのは良くない
- 本当に上の等級で働ける人だけ上に上げるべき
- 等級が異なっても報酬レベルがかぶっているのは望ましくない
- 上の等級の報酬が、下の等級の報酬より低いのはもってのほか
複線型人事 †
- コース設定は一度は管理職を通るようにすべき
- 管理職の苦労を知らない社員が増え、管理職に対して非協力的な社員が増える
- 管理職にならなくても管理職と同等の報酬が得られるなら、管理職を目指す人が少なくなる
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