アイデアを作る

第一:資料集め

特殊知識と一般知識を集める。

特殊知識

  • 対象に関する知識
  • 表面的な相違がほとんど目立たないような場合、そこには何ら相違点がないとすぐに決めてしまいがち
  • 十分深く、あるいは遠くまで掘り下げていけばほとんどあらゆる場合、アイデアを生むかもしれない関係の特殊性を見つけることができる

一般知識

  • 一般教養、雑学
  • 人生とこの世の種々様々な出来事についての知識

資料集めのツール

  • カード索引法
  • スクラップ・ブック

第二:咀嚼

  • 一つのことを「錯乱状態になるぐらい」とことん考え抜く
  • 集めてきた個々の資料をそれぞれ手に取って一つ一つ触ってみる
  • 一つの事実を取り上げ、いろいろな角度から見て、その意味を探求する
  • 二つの事実を一緒に並べてみて、どうすればこの二つが噛み合うかを調べる
  • ちょっとした、仮の、あるいは部分的なアイデアが訪れたら紙に記入しておく

知識・アイデアのグルーピング

  • 小さいグルーピングから中くらいのグルーピングに進み、さらには大きいグルーピングをする
  • これ以上のグルーピングができない状態まで行う

第三:孵化

  • 問題を完全に放棄する
  • 何でもいいから自分の想像力や感情を刺激するものに心を移す
    • 音楽を聴く
    • 劇場や映画に出かける
    • 読書をする

第四:誕生

  • 何の明確な理由もなしに心の中に解答が飛び込んでくるのを待つ

第五:具体化

  • 理解ある人々(有識者)の批判を仰ぐ
  • 良いアイデアというのは自分で成長する性質を持っている
  • 良いアイデアはそれを見る人々を刺激するので、その人々がアイデアに手を貸してくれる
  • 自分で見落としていたそのアイデアの持つ種々の可能性が明るみに出てくる

東大思考

「日常の解像度を上げる」

原因思考

  • 結果というマクロな物事から、原因というミクロな事柄を見出す
  • 「どうしてこうなったのか?」をしっかりと考え抜く
  • 1つの「原因」に対して複数の「結果」を「関連付ける」ことができるからこそ、多くの物事を覚えられる

原因探し

  • STEP0 結果探し:覚えたい物事・事柄を探してみる
  • STEP1 具体物探し:特徴的な数字や言葉の意味を探す
  • STEP2 問いを立てる:その数字・言葉を使って「なぜ?」を考える
  • STEP3 背景を知る:その数字・言葉の背景を調べる
  • STEP4 原因を探す:「なぜ?」に対する解答を考える

関連付け

  • 「理由が同じもの」を整理する
  • STEP0 ラベル探し:先ほどの「原因探し」で「原因」を探す
  • STEP1 ラベル貼り:ノートを用意し、一番上に「原因」を書く
  • STEP2 関連探し1:「原因」から派生する「結果」を探す
  • STEP3 関連付け:「原因」と「結果」をつなげる
  • STEP4 関連探し2:そのノートを取っておき、他の「結果」を常に探し続ける

上流思考

  • 見えているミクロな事柄から斧ごとの流れというマクロを知ろうとする
  • 前提・背景を調べる
  • 背景を説明することで、要約に必要な本質的な情報が整理できる

要約

  • 具体的な中身に入る前に、それに至る「流れ」を理解する
  • その「流れ」の中で、具体的な中身がどのように位置づけられるかを考える
  • この2つのプロセスの中で、重要なポイントを探し、ラインマーカーを引くかのようにその点を重点的に見て、覚え、まとめる

流れ探し

  • STEP0 要約したい文章・背景が知りたい事項などを探す
  • STEP1 言葉の定義探し:その言葉の定義をはっきりさせる
  • STEP2 そもそも探し:「そもそもどうしてなのか」を探してみる
  • STEP3 流れ探し:その前に何があるのかを考えてみる

要約づくり

  • STEP0 「流れ探し」を完了させ、可能なら文章にしてメモしておく
  • STEP1 上流探し:「流れ探し」の中で見つけた上流の中から、キーワードのみを抽出する
  • STEP2 つなぎ合わせ:そのキーワードと要約したい事項がリンクする部分を考えて、つなぎ合わせる
  • STEP3 要約づくり:つながったキーワードを使って上流の説明をしつつ、事項を説明する

目的思考

  • 手段というミクロなものを、目的というマクロなものから逆算する

人への説明

  • 相手の「既知」と自分の説明とを結びつける
  • 人が物事を理解するプロセスは、「既知」と「未知」を結びつけることによって成立している
  • 知らない事柄を「自分が知っている事柄」と結び付けて考えると、理解が格段に早くなる
  • 自分が説明することは相手にとって「未知の情報」である。既知のものにするためには「相手が知っている情報」と結び付けて語ればいい。
  • 具体的で次の行動に落とし込みやすい目的を設定する
  • 多くの人は「目的」がふわっとしたままで「手段」ばかりを考えてしまう
  • 話が伝わらない原因は「説明を受けている相手のことを過大評価しすぎ」

目的探し

  • STEP0 説明したいことを頭の中に思い浮かべる
  • STEP1 ゴールづくり:何が伝えられれば終わりなのかを考える
  • STEP2 目的選び:達成したいことから逆算して、何を伝えるべきかを考える
  • STEP3 目標づくり・目的尖らせ:目的をより具体的にする。目的の中に数字に基づいた「目標」を入れたり、期限を設定したり、より具体的にする。

手段づくり

  • STEP0 目的づくり:目的をしっかりと言葉にしておく
  • STEP1 目的分解:その目的に含まれる言葉を抽出する。可能ならイラストにしてみる。
  • STEP2 たとえ探し:STEP1で抽出した言葉やイラストを、見やすいところに貼っておき、定期的に「例」を探すようにする
  • STEP3 たとえ貯め:見つけた例をノートやメモ帳に残しておく。また、文章を読んでいて「いいな」と思った例があった場合も同様にメモとして残しておく。

裏側思考

  • 見えているミクロな事象に対して、マクロな見方を考える
  • 「二項対立」を深めていく ...「賛成」と「反対」の両面から考える
  • 目の前にあることを「正しい」と思って見るのではなく、「間違っている」と思って見ることで、裏側を探す
  • 「いや、でも本当にそうだろうか?」「何か間違っているポイントはないかな?」と考えてみる

裏側探し

  • STEP0 裏側を考えたい物事を1つ決める
  • STEP1 肯定・否定選び:その物事を自分が肯定的に捉えているか否定的に捉えているかを考える。選べないときは「どちらかと言えば」で問題ない。
  • STEP2 表側探し:肯定的に思っているなら肯定する理由を、否定的に思っているなら否定する理由を列挙する
  • STEP3 裏側探し:自分と反対の立場を支持する理由を列挙する
  • STEP4 別軸・別の観点探し:「賛成」「反対」以外の対立軸や別の切り口を考えてみる

視点探し

  • STEP0 いろいろな視点から見たいものを1つ選ぶ
  • STEP1 視点調べ:その物事を調べて、どういう立場が存在するのかを考える
  • STEP2 視点選び:その立場の意見を3つに分けて列挙する
  • STEP3 結論付け:どの視点が自分にとって一番いいと思ったのかを考える

本質思考

  • 「ミクロな視点」と「マクロな視点」の両方を持つ
  • 本質とは
    • 原因であり、上流であり、目的であり、裏側であるもの
    • 1理解しておけば何でもできるようになる、たった1つのポイント
    • 本質はいつも、ミクロとマクロの間にある
  • 本質を見抜いただけで満足してはいけない。本質を見抜いたら、それを日常にどうリンクさせるかを考えなければならない。

本質探し

  • STEP1 ミクロ化・マクロ化:よりミクロに、よりマクロにしてみる
    • 原因思考と目的思考は、よりミクロにするときに使うことができる
    • 上流思考と裏側思考は、よりマクロにするときに使うことができる
  • STEP2 ミクロ・マクロ連結:ミクロとマクロの文をつなげて、1つの文にする
  • STEP3 本質化:最も多くのことを説明できそうな文ができたら、それを短くする。または、その現象を表す言葉がないか探してみる。
    • 本質はすでに「名前」が付いていることが多い

本質つなぎ

  • STEP0 「本質だ」と思うことや、「本質的な情報」として書いてあることを探す。
  • STEP1 本質理解:噛み砕いて考えてみる。本質的だと思ったことやその背景にあるものを理解するために、調べたり考えたりしてみる
  • STEP2 学問とつなげる:教科書や本を読んで、その本質がつながるポイントを探してみる
  • STEP3 生活とつなげる:その本質が教科書以外の、身の回りのことやほかの学問分野とどのように結びつくのかを調べてみる

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Last-modified: 2021-11-28 (日) 18:04:42 (255d)