ポイント

  • アクセス制限を行う設定ファイルはhttpd.confではなく.htaccessを使う
    • httpd.confに記述した場合は設定を変更するたびにApacheの再起動が必要だが、.htaccessであればApacheの再起動なしにアクセス制限の設定変更が可能
  • .htaccessの名前が限定されている(httpd.confのAccessFileName?ディレクティブで規定)
  • .htaccessによる制限の影響範囲は、そのディレクトリのコンテンツ(ファイル)だけでなくサブディレクトリに含まれるファイルにまで及ぶ
  • サブディレクトリにさらに.htaccessが置かれている場合は、その内容が優先する
  • .htaccessファイルへの読み込み制限を必ずかける
    <Files ~ "^\.ht">
        Order allow,deny
        Deny from all
    </Files>

.htaccessファイルで制限可能な範囲の設定

  • AllowOverride?ディレクティブは、.htaccessファイルによるアクセス制限やディレクトリ固有の設定について、指定可能な範囲を制限
  • 5種類のオプションと、その5種類すべてを指定する「All」、すべてを不可にする「None」オプションがある
  • 5種類のオプション
    • AuthConfig? ... ユーザー認証に関する指定を可能にする
    • FileInfo? ... MIME-Typeの指定やエラードキュメントの指定など、ドキュメントタイプに関する指定を可能にする
    • Indexes ... ファイル一覧の表示やファイル名が省略された場合にデフォルトで表示されるファイル名など、ディレクトリインデックスに関する指定を可能にする
    • Limit ... アクセス制限を行うためのallow、deny、orderの指定を可能にする
    • Options ... オプション命令(Optionsディレクティブ)の指定を可能にする

IP認証を定義する3つの要素と記述方法

<Directory "/usr/local/apache/htdocs">
    order deny,allow
    deny from all
    allow from .xxx.co.jp
</Directory>

認証が必要なサイトからファイルをダウンロード

Linux

wget --http-user=[ユーザID] --http-passwd=[パスワード] [ダウンロードするファイル]

Windows


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Last-modified: 2017-04-09 (日) 20:46:19 (2564d)