• 静的リンクされたモジュールはカーネルイメージ(vmlinux)の一部になる
  • 動的リンクされるモジュールは拡張子 *.ko のファイルとしてファイルシステムの何処かに置き、必要なときにロードする形態を取る
  • カーネルのコンフィグレーション時に”Enable loadable module support”を有効にする

環境構築

モジュール生成

実行環境

  • 以下のコマンドを実行
    # apt-get install kmod

モジュールの有効化

  • 動的リンクされるモジュールは拡張子 *.ko のファイルとして、/lib/modules/<KernelVersion?> 下に置く
  • depmod コマンドを実行

コマンド

lsmod

表示項目

  • Module:モジュール名
  • Size:モジュールのサイズ
  • Used by:依存しているモジュールの数と依存モジュール名

modprobe

  • modprobe は、カーネルモジュール(モジュール)の組み込み(ロード)と取り外し(アンロード)を行うコマンド
  • modprobe は、モジュールの依存関係を確認し、必要なモジュールがあれば同時に組み込むといった処理も行う
  • モジュールの組み込みには内部的に「insmod」コマンドを用いており、取り外しでは「rmmod」コマンドを使っている

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Last-modified: 2021-02-18 (木) 10:38:01 (1162d)