デバイス | 不揮発性 | ファイルシステム | SSD/HDD | あり | ext4, xfs | フラッシュメモリ | あり | jffs2, ubifs, vfat | フラッシュメモリ | なし | cramfs | メインメモリ | なし | tmpfs |
パソコン・サーバ用 †
ファイルシステム | 最大ファイルサイズ | 最大ボリューム | ext3 | 16GiB(2.4) / 2TiB(2.6) | 2TiB(2.4) / 32TiB(2.6) | ext4 | 16TiB | 1EiB |
ext4 †
ext3 †
vfat †
- Linux の vfat には flush モードがある
- flush オプションがセットされている場合、ファイルシステムは標準より早くディスクに対するフラッシュ動作を行う
組み込み用 †
yaffs2 †
- NANDフラッシュ・メモリ専用ファイルシステム
- フラッシュメモリー内のブロック構造ツリーをメモリー内に保持し、アンマウント時にフラッシュメモリーに保存、マウント時に読み込むことで、素早くリストアすることができる。このため、YAFFS2はマウント時の速度が高速である。
ubifs †
jffs2 †
- NANDフラッシュ・メモリ専用ファイルシステム
- 全般的に読み書きが遅く、特にマウント時に時間がかかる
- フラッシュ・メモリ特有の以下の制御機能が組み込まれている
- ガベージ・コレクション
- 不良ブロック管理
- ウェア・レベリング管理
- リードオンリー
- 圧縮が効く
- 読み出しが高速
- ボリュームは最大 256 MB
- 1ファイルあたり最大 16 MB
関連コマンド †
- fsckとe2fsckの違いって?
- ファイルシステムの種別に応じて実行すべきfsckプログラムが選択され、ext2/ext3であれば
e2fsckが実行され、ReiserFSであれば reiserfsckが実行される
ファイルシステムの確認 †
ファイルシステムのデバッグ †
- 起動中に「Filesystem contains large files, but lacks LARGE_FILE flag in superblock」というエラーメッセージが出た場合は、以下を参考にdebugfsコマンドでlarge_fileフラグを立てて再起動してみる
/proc/mounts †
Linuxのファイルシステム †
XFS †
Btrfs †
その他Unix系ファイルシステム(Linuxは...) †
ZFS †
分散ファイルシステム †
GFS †
GlusterFS †
Lustre †
PVFS2 †
OCFS2 (Oracle Cluster File System) †
ツール †
fsck †
- 起動時のfsck
- mkfsコマンドでファイルシステムを作成すると、一定回数マウントする度、または180日が経過する度に、自動的にファイルシステムのチェックが行われる
- サーバのように連続稼働するシステムではHDDがマウントされる回数が少なくなるため、多くの場合は180日後にファイルシステムのチェックが行われる
- チェック条件を変更するには、tune2fsコマンド(要root)を使用する
|