ミラーリングが動作するバージョン †
SQL Server 2016 †
- SQL Server 2016 SP1
- Microsoft SQL Server Management Studio 16.5.3 <== 17.x はダメ!
設定手順 †
前提条件 †
- プリンシパルサーバーとミラーサーバーにSQL Server Standard Edition以上がインストールされている(同じエディションじゃないとだめ)
- ミラーリング監視サーバーにSQL Server Express Edition以上がインストールされている
- 自動フェールオーバーが不要な場合は、ミラーリング監視サーバーは不要
- プリンシパルサーバーにミラーリングしたいデータベースが作成されている
- 全サーバーでリモート接続の設定が完了している
ファイアウォール設定 †
アカウント作成 †
- ワークグループでミラーリングを構成する場合「SQL Server (インタンス名)」ログオンのアカウントは、構成するサーバに同一のローカルアカウントを作成して、そのアカウントを指定する必要がある
- パスワードも同じものを使用
プリンシパルサーバ(ミラー元サーバ)での作業 †
バックアップ †
- バックアップは「完全」と「トランザクションログ」の2種類
ミラーサーバの作業 †
- 「完全」のみを先に1度復元
- 上書きするにチェックをして復旧状態は「RESTORE WITH RECOVERY」のままで行う
- もう1度データベースの復元を開いて、今度は「データベース」と「ログ」にチェックしたままで「オプション」を設定
- 上書きにチェックして復旧状態は必ず「RESTORE WITH NORECOVERY」に設定
- 設定ができれば「OK」をクリックして「完全」と「トランザクションログ」を復元
ミラーリング構成の設定 †
プリンシパルサーバで障害が発生した場合 †
- ミラー サーバーは直ちにプリンシパル サーバーに切り替わり、データを利用することが可能になる
※ただし、データが損失する場合がある
解除手順 †
状態確認 †
SELECT
DB_NAME(database_id) [DBName]
,mirroring_role_desc
,mirroring_state_desc
,mirroring_witness_state_desc
FROM
sys.database_mirroring
WHERE
mirroring_guid IS NOT NULL