信頼性 †
JIS Z 8115-2000 †
- 故障とは,アイテムが要求機能達成能力を失うことである。故障モードとは,故障状態の形式による分類であり,例えば,断線,短絡,折損,摩耗,特性の劣化などである。
- FMEA(Failure Modesand Effects Analysis)は,あるアイテムにおいて,各下位アイテムに存在し得るフォールトモードの調査,並びにその他の下位アイテム及び元のアイテム,さらに,上位のアイテムの要求機能に対するフォールトモードの影響の決定を含む定性的な信頼性解析手法である。
- フォールトモード・影響解析(Failure Modesand Effects Analysis:FMEA)とは,あるアイテムにおいて,各下位アイテムに存在し得るフォールトモードの調査,並びにその他め下位アイテム及び元のアイテム,さらに,上位のアイテムの要求機能に対するフォールトモードの影響の決定を含む定性的な信頼性解析手法をいう。
- FMECA(Failure Modes, Effectsand Criticality Analysis)は,FMEAに付加して,フォールト発生の確率及びフォールトによる影響の重大さの格付けを考慮する定性的な信頼性解析手法である。
- ETA(Event Tree Analysis)
- FTA(Fault Tree Analysis)は,下位アイテム又は外部事象,若しくはこれらの組合せのフォールトモードのいずれが,定められたフォールトモードを発生させ得るかを決めるための,フォールトの木形式で表された解析である。
- フォールトの木解析(Fault Tree Analysis:FTA)とは,下位アイテム又は外部事象,若しくはこれらの組合せのフォールトモードのいずれが,定められたフォールトモードを発生させ得るかを決めるための,フォールトの木形式で表された解析をいう。
- ディペンダビリティとは,アベイラビリティ性能及びこれに影響を与える要因,すなわち信頼性性能,保全性性能及び保全支援能力を記述するために用いられる包括的な用語である。
設計理論 †
ユニバーサルデザイン †
- ノースカロライナ大学のロナルド・メイスによって提唱された理念
ユニバーサルデザイン7原則 †
- どんな人でも公平に使えること(公平な利用)
- 使う上での柔軟性があること(利用における柔軟性)
- 使い方が簡単で自明であること(単純で直感的な利用)
- 必要な情報がすぐにわかること(認知できる情報)
- うっかりミスを許容できること(失敗に対する寛大さ)
- 身体への過度な負担を必要としないこと(少ない身体的な努力)
- アクセスや利用のための十分な大きさと空間が確保されていること(接近や利用のためのサイズと空間)
安全率 †
- 安全率 = 設計基準強度/許容応力
- 安全率は、通常 1.0 以上の値が用いられる
設計基準強度 †
許容応力 [#u715d501 †
アンウィンの安全率 †
座屈 †
- 圧縮力を加えると、ある荷重で急に変形を起こし、大きなたわみを起こす現象
- 引張力による変形は難しいが、圧縮力による変形は容易
極限強さ †
その他 †
コスト計算 †
線形計画法 †
待ち行列 †
ポアソン分布 †
品質管理 †
抜取検査 †
- AQL(Acceptable Quality Level) ... 抜き取り検査でロットの合否を決定する場合に、合格にしてよい工程平均の上限
- なみ検査 ... 工程平均が AQL と同一水準にあるときに使用するよう設計された検査方式
- きつい検査 ... 工程平均が AQL より悪いとみなされるときに使用するよう設計された検査方式
- ゆるい検査 ... 工程平均が AQL より良いとみなされるときに使用するよう設計された検査方式
保全 †
- 設備や機械などの対象を運用可能状態に維持し、または故障などを回復するための処置及び活動
- 予防保全 ... アイテムの機能劣化や故障の確率を低減するために行う保全
- 時間計画保全 ... 定められた時間計画に従って行う保全
- 定期保全 ... 予定の時間感覚で行う保全
- 経時保全 ... アイテムが予定の累積動作時間に達したときに行う保全
- 状態監視保全 ... アイテムの動作状態や劣化傾向のモニタリングに基づいて行う保全
- 事後保全 ... フォールトの発見後にアイテムを要求機能遂行状態に保全
その他 †
- 工程能力指数 ... 特性の規定された公差を工程能力で除した値
- 標準偏差 ... データや確率変数の散らばり具合(ばらつき)を表す数値のひとつ
- 回帰分析 ... 応答変数に説明変数を結びつけるモデルを評価するための手続きの集まり
- 管理図 ... 工程異常の検出を目的として用いる、プロセスの変動を視覚化するための図
- 主成分分析