リスニングセクション(約45分間・100問) 会話やナレーションを聞いて設問に解答 †
Part 1 - 写真描写問題 6問 †
- 重要ポイント/テクニック
- 音声が流れる前に写真を見ておく
- 強く読まれるところに注意して聞く
- 考え過ぎずに次の問題に行く
- 主語の単複に注意。(男女や単複 例:the man/the men, the woman/the women, the boy/the boys など)に注意
- 動詞の単複や時制などに注意
- 対策・学習法
- 問題に慣れる
- 必ずしも写真の真ん中の物について述べるわけではない
- 人が写っているからと言って人について述べている文が答えとは限らない
- 日常語彙の習得
- このセクションでは台所用品、家具・文房具の名前などがよく出てくるので、そのような単語にある程度慣れておくことが必要
- リズム練習:
- パート1は比較的簡単なセクションですが、リズムが顕著に表れている
- 英語のリズムに耳を慣らすために音読の練習をすると良い
Part 2 - 応答問題 25問 †
- 受験時の注意点
- 決まった形の解答が答えになるとは限らない。例えば、Why で始まっているからといってBecause で始まる選択肢が答えとは限らない。
- 流れてくる文のタイプは以下の通り
- 疑問詞(What, When, Where, Why, Howなど)による質問文
- yes/no疑問文
- 付加疑問文
- 間接疑問文
- or の質問文
- 肯定文
- 最初に読まれる質問文・肯定文の単語と同じか似た単語が入ったひっかけの選択肢もよくある
- テクニック
- 最初の単語(疑問詞など)に注意する。ここを聞いているだけでできる問題もある。
- どのような状況で会話が行われているか想像する
- 最初の文と同じ単語や似た単語が入っている選択肢は選ばない
- 疑問詞(W/H で始まる質問文)がつく質問文や or の質問文の場合はYes/Noで始まっている選択肢を選ばない
- 質問と同じ単語や似た単語が出てくる選択肢は答えでないことが多い
- 練習
- 会話でよく使われる短縮形を練習する
- 間違えた選択肢が答えになるにはどんな質問がよいか考えてみる
- 日頃から短縮形やリズムに慣れるため音読練習する
- 対策・学習法:
- 疑問形の短縮形に慣れる
- スクリプトを見ながらCDなどにあわせ、音読練習をして短縮形に慣れるなどの練習をすると良い
- リズム練習:
- スクリプトを見ながらCDなどの音声にあわせリズムの練習をすると良い
- スクリプトを見ながら、音声に合わせて読む練習をする
Part 3 - 会話問題 39問 †
- 受験時の注意点
- テスト冊子の問題を読んでから会話を聞く事が重要
- 3つの問題を読んでも覚えられない場合は、疑問詞だけでも読んでおくと良い
- 分かりそうな問題に着実に正答するつもりで行うと良い
- 全問正答しようと思うとかえって、集中力が続かなくなったり、聞き逃してしまうこともあるので注意
- 600点を狙う場合は2/3の正答率を目標にすると良い
- テクニック
- 設問を読み、関係のある情報を探すように聞く
- どんな場面で行われている会話か想像する
- 答えが分かったらすぐに答える
- 対策・学習法
- 設問に慣れる。頻出する設問があるので書き移して確認すると良い。設問を素早く読むのに役立つ。
- 会話表現に慣れる
- 場面ごとに単語を覚える
Part 4 - 説明文問題 30問 †
- 受験時の注意点
- 難しいセクションなので、2/3以上できたらラッキーと思うぐらい気楽にかまえる
- テスト冊子の問題を読んでから聞く
- 3つの問題を読んでも覚えられない場合は、疑問詞やポイントとなる単語だけでも読んでおくと良い
- 音声で問題を読み上げるよりも、早く解答してもよい
- テクニック
- 全体を聞こうとするのではなく、答えに関係のある情報を探すように聞く
- 答えが分かったらすぐ答える。
- どんなタイプの文かに注意する(冒頭でQuestions No. 1 through No. 3 refer to the following announcement. のように案内される)
- 対策・学習法
- インターネットラジオやPodcast などを活用して練習すると良い
- 日頃からWho, When, Where, What, How などの情報をとらえる練習をする
- いろいろな設問に慣れる
- フォーカスリスニング
リーディングセクション(75分間・100問) 印刷された問題を読んで設問に解答 †
Part 5 - 短文穴埋め問題 30問 †
Part 6 - 長文穴埋め問題 16問 †
- 受験時の注意点
- 長文である点を除きパート5と似ている。
- 接続詞や副詞を選ぶ問題は前後の流れに注意が必要(例えば、because か although かは前後の流れを読まなくては判断できない)
- 必ずしも、全体の理解が必要とは限らない。前後を見るだけでも答えられる問題もある。
- テクニック
- 選択肢を見てどんな問題か想像する。
- 前後を見るだけで分かる問題はそのまま解く
- 不必要に全体の意味を気にしない
- 対策・学習法
- 間違えた問題を定期的に何度も復習する事がとても大切
- 答えを本に書かず、6ヵ月後に再挑戦してみて正答できるかどうか確認すると良い
- 熟語や決まった表現などは音読練習をして音で覚えると良い
- 文法問題を行う時、じっくりと考えるだけの時間がないので、流れで覚えておくことは有効
- 群動詞(句動詞、phrasal verb)の学習を通じて前置詞や副詞の感覚を身につけることも有効
- 接続副詞
- お返しに ... In return
- それでもなお ... Even so
- さらに ... Additionally / Furthermore / In addition / Moreover
- 時折 ... Occasionally
Part 7 - 1つの文書:29問 / 複数の文書:25問 †
- 受験時の注意点
- 課題文と設問・選択肢で異なるキーワードや表現を使っている事がある。例えば、課題文では annually、選択肢では once a year などとなっている。
- よく分からない場合を除き一般常識で判断せず、課題文に書いてあることを参考に答えを選ぶ
- 選択肢の限定語には要注意。例えば、always, only など。これらの単語があるために不正解となる事もありえる。
- テクニック
- 設問にさっと目を通してから課題文を読むと良い。設問は課題文を理解するためのヒントとなる。
- 全体のおおまかな内容を理解するために全体にさっと目を通す。設問を解くのに関係のあるところはしっかり読む。
- 迷う選択肢が複数残った場合は、消去法で消してゆくと良い
- 対策・学習法
- 多読する。英字新聞やインターネットのニュースなどはとてもおすすめ。広告なども読むと良い。
- 自分で問題を作ってみるのも良い練習。特に微妙な選択肢を作るのはなかなか難しい。本文中のどこかをカギに正解と不正解が区別されるようにする。
- もう一歩上の得点を目指す
- 課題文をだいたい理解できても間違えてしまう問題もあるので注意が必要です。微妙な選択肢を排除できる理由が必ず課題文に隠されているはずです。でないと問題として成立しません。
英単語 †