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エッジコンピューティング

原理・原則・基礎技術

エッジコンピューティングは、中央でのサーバ処理に対し、ネットワークの末端のユーザに近いところでコンピューティングを行うことである。 スマートフォンの世界的な普及やIoTの進展によって、データ通信量は爆発的に増え続けている。 これらのビッグデータは大規模なデータセンターによるクラウドコンピューティングによって処理されているが、 通信速度は物理的距離によるため、距離が遠くなるほど通信遅延が増大し、 通信データの大容量化によって求められるネットワーク通信能力の終わりなき拡張がある。 これに対し、小さなエッジサーバをユーザ近くに分散配置することにより、通信遅延を短縮し、 データ処理の速度と能力を圧倒的に高めることができる。 また、端末側の処理をエッジサーバに分散させることで、高速なアプリケーション処理が可能となる。 さらにリアルタイムなサービスやサーバとの通信頻度・量が多いビッグデータ処理などに これまで以上の効果が期待できる。

課題とその解決手段

成果・将来動向


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