#author("2019-01-28T11:31:45+00:00","default:admin","admin") #author("2019-01-28T12:19:06+00:00","default:admin","admin") -[[学習科学 - 東京大学 CoREF:http://coref.u-tokyo.ac.jp/archives/5674]] *IKPOLET法 [#w6b5067f] **Interest - 興味を引く [#rd129277] -欲を刺激する --「これがわかると、こんなことができるようになるんです!」 -恐怖を刺激する --「これをわかっていないと、こんな悲惨な結果になってしまうかもしれません」 -一文に矛盾を入れる --1つの文に、大義的なワードやフレーズを意図的に入れる --極端かつ相手のイメージとかけ離れていればいるほど効果的 --矛盾を提示して相手にモヤモヤ感を起こさせた場合、必ずそれを解消する説明をあとに続ける必要がある -秘密を醸し出す --他の人にはまだ話したことはないんだけど ... **Knowledge - 聞き手の持っている知識や認識にアクセスする [#a892b453] ***頭のいい説明 [#r88f88de] -専門用語や業界用語は、小中学生でもわかる言葉に置き換える -専門用語や業界用語を使うときは、一文に一ワードだけにする -専門用語や業界用語を使ったときは、注釈を入れる ***聞き手の知識にアクセスする手順 [#sc6e9106] -徹底した相手のプロファイル -実際の相手の知識や理解度のレベルを知る --言語化によるアウトプット → 7つの質問の利用 --視覚化によるアウトプット → 診断的評価の利用 -相手の知識や理解度のレベルと到達ラインのギャップを見積もる -そのギャップを埋める説明をする ***7つの質問 [#b0dd4a5c] **Purpose - 目的を示す [#h87ada85] **Outline - 大枠を見せる [#pf6b0233] **Link - つなげる [#wade1108] **Embodiment, Example, Evidence - 具体化、事例、証拠を示す [#c43ace47] ***具体化(Embodiment) [#z4af5d79] ***事例(Example) [#w17d1ff5] ***証拠(Evidence) [#q8cb3c15] **Transfer - 転移 [#vb6b5675] *説明の極意 [#n178b906] **バックワード・デザイン [#of428c80] -「相手にどうなってもらいたいか?」という成果、つまり説明後のゴールから逆算しながらデザインをする -説明の前後で、相手にどんな変化を起こすことが必要なのかを徹底的に考え抜く **メンタルバリア・ブレイク [#e97f7cc3] -心理的なハードルを下げる ... 「自分にもできそう」と思わせる -相手を否定しない **比喩 [#h156199a] ***喩える [#z853294f] -聞き手がかなりの確率で知っている知識を利用した喩え -擬人化 -喩えを用いる場合、1コンテンツに喩えは1つにする ***比べる [#ca3ce678] -人は「絶対」よりも「相対」の方がわかりやすい -基準としてデファクトスタンダードを利用したほうがより効果的 -サイズ感の変更 --サイズダウン ---圧縮 ---分割 ---圧縮 ... 例)世界がもし100人の村だったら ---分割 ... 例)東京ドーム○個分の広さ --サイズアップ ---伸長 ---伸長 ... とてつもなく小さいもの(原子)を伸長させて身近な大きさのもの(ビー玉)にして説明 ---集合