IT提案力 †
提案書のポイント †
- 導入の目的を現実感のあるお客様の言葉で簡潔に書く
- 今後の進め方がお客様の役割を含めてイメージできるように書く
- 一歩先んじて具体化することが肝要
- パートナーとして一緒に実現しましょうという姿勢を見せる
提案をドキュメント化することの重要性 †
- 書く人自身がしっかり理解する
- 相手としっかりかみ合った話ができるようになる
- 著者の手を離れて利用できる
提案者に求められる行動基準 †
- 自分で勝手に範囲を決めない ... お客様の課題解決のために必要なことをゼロベースで考えてみる
- 顧客の立場でとことん考える ... お客様にとっての「あるべき姿」を真剣に考え、その姿と現状を比較して適切な問題を指摘する
- 仮説を立てて、より早く具体化する ... 具体的な姿を人より一歩先んじて描いて、不明な部分を取り除いていく
提案アプローチ †
- その時点で入手できる情報を元に課題あるいはゴールの仮説を立てる
- 情報は外部環境と内部環境の両面から押さえる
- 顧客訪問は仮説を検証することを中心としたヒアリングを行う
- 顧客訪問後、ヒアリング結果を元に仮説を修正し、提案対象とすべき顧客ニーズ(何がどうなったらお客様の期待に応えられるか)を確定する
- 顧客ニーズを5W1Hで整理する
(What) 何が問題なのか/何が解決できればいいのか
(Why) どうして問題なのか/何が原因なのか
(Who) 誰がキーパーソンか/誰の立場で解決すべきか
(Where) どこで問題が起きるか/問題が起きる範囲は
(When) いつ問題になるか/いつまでに解決が必要か
(How Much) 発生頻度、影響の大きさ
上記がはっきりしてから施策(How)を考える。