診断ツール †
ライトプロテクト †
- microSD (128GB) が1年で壊れた − 突然書き込み禁止で削除もできなくなるライトプロテクトとは
- SDカードには、データの軽微な欠損エラーが生じた場合に、そのエラーを自動修復するエラー検出訂正機能がある。これによって、保存データの保護が図られている。
- 自動修復エラーが頻繁に発生すると、SDカード内の容量をエラー検知・修正のために使い果たしてしまう。これによってSDカード内に保存されたデータの書き換え等の悪影響が出てはいけないため、データを保護する機能として、SDカードが書き込み禁止(ライトプロテクト)の状態に切り替わる。
- エラーが発生しまくっているため、そもそもSDカード自体は壊れかけているのですが、それでも中の既存データだけは守ろうとする保護機能がライトプロテクト。
トラブルシューティング †
論理障害 †
- 論理障害はSDカード本体に破損があるわけではなく、内部のシステムに問題が起きてデータやファイルに破損が生じるデータ障害
- 操作ミスによって発生することが多く、フォーマットや急なシャットダウン、データの保存中にカードを引き抜くなどの行為によって引き起こされる
- フラッシュメモリを組み込んだ記憶メディアは、現在ではほぼすべての規格でFATフォーマットが採用されている
- 開発コストを下げ、また汎用性を維持するためのものと思われるが、FATフォーマットにはジャーナリングと呼ばれるファイルフォーマットの破損をある程度回避する機能が備わっておらず、読み書きの最中に急に抜いたりした場合にファイルフォーマット全体が壊れてしまうということが容易に発生する
- 特にメモリカードは簡単に抜き差しができるなど、不注意な操作による破損リスクが高い条件が揃っているので注意が必要
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